自宅住まいを続けるか、施設入居を検討するか、迷う健康な高齢者

自宅住まいを続けるか、施設入居を検討するか、迷う健康な高齢者

自宅住まいを続けるか、施設入居を検討するか、迷う健康な高齢者

65歳以上の人が3千万人以上も生活している我が国では戸建てやマンション住まいの健康な高齢者がいつまでそのまま暮らせるかと一抹の不安を抱えながら生活しています。体力や気力が低下してきたと自覚する人が身の回りのことを自分で処理できなくなってくると施設入居を検討し始めますが、できるだけ自立生活を続けたいと願う気持ちがある間は慣れ親しんだ現状の住まいで生活を続けたいと思う気持ちとの葛藤が起こるはずです。ましてや、生き生きと元気に暮らしていると高齢になっても現状の住まいを終の棲家と考えてそのまま日常生活を続けようとするはずです。

もちろん、在宅医療と介護制度が将来に向かってしっかり機能していく社会であれば自分が万一、動けない状態になっても医療機関に入院したり、介護施設の世話にならなくても在宅のまま安心して暮らせます。しかしながら、後期高齢者が一気に増える10年先には医療機関や介護施設に収容しきれない患者等が在宅のまま医療、介護を受けようと思っても医者や看護師あるいは介護士等の専門家が足りない状態になると見込まれています。そこで、現状の住まいに住み続けるべきか、早めに介護施設を用意しておくべきか、迷っているわけです。多くの高齢者が健康であれば安心して現状の住まいで生活して構わないはずです。万一、健康を害してもそのまま在宅医療、介護してもらえる体制整備が急務になっています。